総会

結成記念総会 平成22年12月12日 淨るりシアター

2010年12月12日(日) | 総会 |

西田会長あいさつ

西田会長あいさつ只今ご紹介いただきました、能勢高校を応援する会会長の西田彦次です。能勢高校を応援する会の結成記念総会の開会にあたりまして、一言ご挨拶させて頂きます。

本日は、師走に入り大変ご多忙の中を能勢町長の中和博様、大阪府議会議員の中島健二様、上島一彦様、能勢町議会議長の中西武様、大阪府教育委員会の向畦地昭雄様、堺市教育委員会副理事の三浦薫様をはじめ、多数のご来賓と能勢高校を愛する多くの皆様方の参加を頂きましたことを心より感謝申し上げます。

さて、この「能勢高校を応援する会“町ぐるみ応援団”」は、今後、進行する能勢町での急速な少子化を見据え、能勢高校が能勢の住民はもとより、大阪府にとって必要な高校であることをあらためて多くの方々に周知するとともに、これまでの総合学科や能勢地域小中高一貫教育による教育を一層充実させるなど、「子どもたちや地域の期待にさらに大きく応える学校になるよう町ぐるみで応援していくこと」を目的としております。

ところで、このたび、能勢高校を応援する会、の活動として地域の皆さんに入会と賛助金のお願いをしている中で、多くの方のからの様々な提案や意見を聞かせていただきました。そのことによりまして、当会の運営を行っていく上での私自身の考えがより深まってまいりました。

能勢高校は、大阪府の一番北に位置し、学校の周辺には、今なお自然が豊富に残っています。また、中町長がよく申されているとおり、大阪や京都の都心に一時間少しで行ける恵まれた環境にあります。

このような環境を生かした、能勢高校にしか出来ない教育が多くあります。例えば、農場での学習では、私たち地域農家とが連携し、栽培から生産・加工、さらには販売まで、子どもたちが主体的に学ぶことにより、グリーンツーリズムを担う力を身に付けることができます。このことが能勢町の活性化だけでなく、大阪府全体に役立つ農業、日本の農業の発展につながると考えます。

さらに、総合学科での多彩な科目選択、少人数指導、習熟度別学習、キャリア教育、地域交流、国際交流等々、能勢高校にしかできない教育について、数え上げれば、切りのないくらいです。

後ほど、能勢高校の内山先生から、教育の成果と現状について報告があるとうかがっていますが、能勢高校に入学された保護者のほとんどから、子どもを能勢高校に入学させて良かったとの声を聞いています。それらの声を、地域の方々、中学生をお持ちの保護者や中学生の皆さんなどにしっかりと伝えていくことが大切な仕事であると考えています。

最後に、能勢高校が、創立され平成25年に還暦を迎えます。それを思うとき、60年前までの能勢の地で、府立高校に行きたくても行けない多くの方々が居られ、地元村民の多くの先人達が涙ぐましいご苦労の末、能勢高校ができたと聞いています。

そして今、能勢高校創立当時の心苦を考えると、能勢高校を一層魅力ある学校にしていく事は、決して不可能でなはいと思います。

今、この会場に、当会の趣旨に賛同し、能勢高校への応援に参加していただきました多くの力と、中町長を先頭に、上島一彦議員、中島健二議員、さらには、素晴らしい試案の持主の藤原和博先生のご指導を賜りまして、「子どもたちや地域の期待にさらに大きく応える学校になるよう町ぐるみで応援していくこと」を目標として頑張ってまいりますので、ご協力を宜しくお願い致しましてご挨拶とさせて頂きます。有難う御座いました。

 


 

能勢高校内山首席による発表『能勢高校の教育成果と現状』 


能勢高校生徒会役員による発表『能勢観光モデルプランを作ろう!』


 

能勢町地域支援本部との共催     藤原和博さんによる講演『魅力ある!! 町づくり・・・人づくり』