応援サポーター

真鍋政明 さん

大阪府立能勢高等学校 校長

 

 

 能勢高校を応援する会は、橋下徹前大阪府知事が就任後まもなく、「定員割れが続く学校の整理基準をつくることを検討する。」旨のコメントを出され、このことを受け、能勢の地に高校がなくなることがないよう、平成22年8月に結成していただくことになりました。
 以後、能勢高校を応援する会の皆さまには、本校教育成果の発信、教育活動へのさまざまな支援を賜り、心から感謝申し上げます。
 西田彦次会長をはじめ、同窓会、能友会、PTAなどの応援サポーターの皆さまの能勢高校と能勢町を愛する熱い想いには、いつも心を打たれるとともに、学校経営への後押しをしていただいていると実感しております。
 さて、平成23年、能勢高校を応援する会の活動は、能勢町を動かし、「3年連続定員割れし、改善の見込みのない学校は統廃合する。」といった大阪維新の会による教育基本条例案に対して、「大阪府立能勢高等学校存続に関する意見書並びに要望書」を町議会で決議。大阪府知事、教育委員長、府議会議長等への提出・要望につなげていただきました。
 このような中、平成24年3月の大阪府議会では、中西正人前教育長から「能勢高校のように地域において私学との補完性がなく、通学不便な地域には十分配慮して取り組む。」といった答弁をいただくことができました。 
 そして最終的には、条例文の中に「府立高校は、教育の機会均等に配慮をしつつ、将来の生徒数、志願の動向、当該校の特色などとともにその学校が所在する地域の特性その他の事情を総合的に勘案し、効果的かつ効率的に配置されるよう努めるものとする。」といった規定が加えられ、「統廃合」の文言は、学科の再編等を含めた「再編整備」に修正されました。
 能勢高校への「向かい風」が少しずつではありますが、「追い風」に変わってきました。また、このような一連の流れは、上島一彦議員の力添えがあったことは見逃すことはできません。
 大阪府教育委員会では、平成24年度から「府立高等学校の将来像」の検討を開始しました。また、能勢町でも、能勢高校が中心となり、能勢町教育委員会、全小中学校長などが参加する「能勢高校の将来を検討する会議」を立ち上げ、今後の能勢高校の教育や中高一貫教育の在り方について検討を進めたところです。
 今、能勢高校は大きな改革のまっただ中にあります。教育内容の魅力化、中高一貫教育については、学力検査を含めた入学者選抜の在り方、さらには、今後の能勢町の少子化を見越して、町内の子どもに最大限入学してもらうこと、また、町外の子どもたちにいかにして入学してもらうか等々。学校現場だけでは、解決できない課題も多く山積しております。
 山口禎能勢町長はじめ、能勢町教育委員会、大阪府教育委員会には、行政的な支援をお願いするとともに、教職員、保護者、地域の心がひとつとなり、「多くの子どもたちが入りたい学校づくり」に向けて大きく前に踏み出さなくてはなりません。
 その原動力となるのがこの能勢高校を応援する会であると確信しています。